高松宮記念杯の感想
BODY STOIC静岡パーソナルトレーナーの片寄です。
今日競輪の高松宮記念杯の決勝戦が行われましたね。全日本選抜が中止され、自粛明けの初めてのG1でした。まだコロナの影響や感染拡大防止から、無観客での開催でした。日頃筆者は競輪の事はあまり書かないのですが、今回は自粛も開けて初めての開催でしたので感想を書いていこうと思います。
初日から抜群の強さで走っていた脇本選手の優勝でした。自分の持つ距離を分かっているので自分が勝つレースをしましたね。走りを見ていると、ラインでのレースではなく自分一人で走っている感じにも見えました。ナショナルチームに所属しているから、怪我などをしたくないこともあると思います。ですから、レース自体も単調になりやすい組み立てになりますね。前を取って、抑えられたらズルズル引いて最後方から、一気のかまし捲りみたいなレースばかりです。周りもそのレースがわかっていながらも毎回毎回同じレースをさせてしまうというのはどうかと思います。
確かに、買って車券に貢献しなければ、買って頂いた方に失礼になります。でも、力勝負をして負けたらどうでしょう?納得しませんか?筆者も先行で走ってきたのでどうやったら相手の先行屋を倒すかを必死に考えました。鉄砲玉になれとは言いませんけど、もう少し力勝負をしてほしいと思いました。
『G1のレースで自分の勝つレースをするには』と考えたら、筆者なら脇本選手の番手に飛びつきます。もちろん、他のラインもありますのでもしかしたら粘ることによって新田選手に捲られる可能性も出てきます。でも、脇本選手を逃してしまったら、優勝できる位置としましたら脇本選手の番手に行くことだと思います。
筆者はG1の決勝は乗ったことがありませんが、出場した事は何度もあります。その中でやはり、G1は特別な開催でした。記念やF1とはちがい、重賞レースなだけあって厳かな雰囲気の中で開催をしました。選手になったらやはり、グレードレースに出る事を目標に頑張ると思います。上の人の走りを見て下のレーサー達が、この人達と走りたいとか、対戦したいなどを思うはずです。
そんな中で、ナショナルチームのレースは単調すぎて本当に面白くないかな?と感じてしまいます。
1人で走るレースなら今のような走りをすればいいと思います。ですが、ライン競走であって賭け事です。買って頂いているお客様に満足していただけるレースを心がける事を考えてほしいです。
優勝した脇本選手は本当に強かったです。他のラインが手も足も出せないくらいの強さで優勝しました。これも日々のナショナルチームのトレーニングがあったからこそだと思います。
今、競輪界で1番強いのは脇本選手でしょう。長い距離ももがけますし、トップスピードも高い。日の打ちどころが無いくらいに強い。
ですが、倒す方法もあるはずです。いつまでもナショナルチームのメンバーにやられるのではなく、今現在、『競輪』を走っている選手が倒すところを観てみたいです。
優勝した脇本選手!
おめでとうございます。
日本のレースを走らない中で、ここまでの成績を残すところがすごいです。東京オリンピックも期待しています。
これからも怪我のないようトレーニングやレースを走ってください。
今回のブログはあくまで筆者の思った事です!