プロテインを知ろう
Bodystoic静岡パーソナルトレーナーの片寄です。
今日はプロテインの摂取の仕方や取る時間などを書いていこうと思います。
筋肉をつけるには筋トレをしてタンパク質を摂取する必要がありますが、摂取のタイミングや量が非常に重要になります。そのため様々な実験が行われ、理想的なタンパク質の摂取タイミングや量が確立されつつあります。
また、タンパク質は20種類のアミノ酸から構成されています。このアミノ酸の種類によってもタンパク質の摂取の効果は異なっています。
タンパク質の摂取タイミングでよく議論されるのが、トレーニングの前と後どちらにタンパク質を摂取するのがよいかという事です。現在の調査結論からいうと、*トレーニング前にタンパク質を摂取*するのがよいとされています。その時に一緒に糖質も摂取すると良いでしょう。
その理由として、トレーニング後にはタンパク質の合成感度が高まるからということが挙げられます。
しかし、このタンパク質の合成感度の上昇はトレーニング後24時間持続することも知られています。そのため筋肥大を考える際はトレーニング後24時間のタンパク質摂取量が筋肥大に関るので、トレーニング後24時間のタンパク質摂取量を考えるようにしましょう。
『プロテインを飲む=筋肉がつく!』というイメージが先行しがちですが、やはりあくまで『運動・トレーニングとタンパク質』というのは覚えておきたいポイントです。
とはいっても、やはり体の材料となる『タンパク質』は、どんな方にとってもとても重要な栄養素。食事で摂れればベストですが、それも毎日は難しいかなという方は、手軽にタンパク質を摂れるプロテインやプロテインバーなどを併用してみましょう。
プロテインバーなどは薬局やコンビニで手軽に買い求めることができます。
プロテインを安全に摂取するには、飲む直前に水に溶かして作るのがルールです。また一度口をつけたプロテインはすぐに飲みきるようにしましょう。細菌が増えお腹を壊したり下痢をする恐れがあるためです!
体のために飲むプロテインで体調を崩しても意味がないので、美味しく飲むことも一緒に考えて摂取しましょう!
勿論、水に溶かす前の粉末状のプロテインも保存には注意しましょう!密封性の高い容器などに入れ、冷温低湿度の空間で保存するのがベストです。
次に推奨するのが【就寝する30分~1時間前を目安としてタンパク質摂取(プロテイン)】を飲むことをおすすめします。就寝直前の飲食は胃に負担がかかるため、水やお茶と違いプロテインは、栄養素をしっかり含んでいます。寝る直前に摂取してしまうと、せっかく休もうとしている胃や腸に負担をかけてしまうことになります。
胃腸の弱い人であれば、胃痛や胃もたれの原因になることも。
寝る直前は避け少し時間を開ける事をオススメします。
睡眠をしている間、人間の体には多くの成長ホルモンが分泌されています。
成長ホルモンは脳下垂体から分泌されているもので、体の機能をコントロールする役割や筋肉量を増やす役目を担っています。
そのためプロテイン摂取には成長ホルモンが分泌されるピークに合わせることをお勧めします。就寝1時間前の摂取で成長ホルモンのピーク(22時~2時)に合わせるとよいでしょう。
成長ホルモン分泌のピークは就寝後30分~3時間後からはじまります。
そして、プロテインは摂取してから体に吸収されるまで時間がかかります。そう考えると就寝する時間から逆算して、その30分~1時間前に飲んでおけば、成長ホルモン分泌のピークに間に合うのです。
寝る時間・摂取時間・成長ホルモンの分泌時間を考慮して飲みましょう!
たくさんの時間配分が出てきてタイミングが難しいと思う方は…
①トレーニング1時間前に軽く食事(タンパク質を含む)
②トレーニング後30分以内
③就寝1時間前
この3点を心がけてください。
そして今もっと重要なのが朝起きてからの食事です。寝ている間は栄養がどうしても取れないので体が栄養を欲してます。起きてからまずコップ一杯の水分とアミノ酸を飲むといいでしょう!
プロテインを無闇に摂取したり主食にするのではなく目的を持って『タンパク質』の摂取に心がけましょう!
そうすることでより体によいタンパク質(プロテイン)摂取をすることができます。