競輪からKEIRIN
こんにちは😃
Bodystoic静岡の片寄です😊
昨今の競輪について書いていこうと思います。
あくまでも個人的の見解ですのでご了承下さい。
最近のレースを見ていて思うことは本当にスピード化が進化して来てレースも単調になりつつありますね。
僕の現役時代の時は先行屋がいて番手を回る選手がしっかりと捲って来たラインをブロックして先行屋を残す。
これが当たり前の世界でした。
だから無駄に先行してるように見えても番手選手がしっかりしていると先行屋が勝手に残る事が多かったです。
しかし今の競輪はどうでしょう?
2番手の選手が捲って来たラインをブロックする所を見ますか?
スピード化で横に動くのすらギリギリの選手が多くなって来たように見えましそれに中切れなども目立つようになりましたね。
若手選手達の踏み出し強化から離れる選手もしばしば。車券を購入されてる方は本当にやめて欲しいと思います。
全員ではないですがやはりスピード化によって体を絞って体重を落としてスピードを出す選手も多くなりつつあります。
競輪は戦うスポーツと謳ってきた事が今では個人戦の様な感じにも見えます。
そしてルール改正!
これが厄介な感じにも捉えられます。
誘導員早期追い抜きで4ヶ月の出走停止のせいで戦法が大幅に制限されて同じ様なレースばかり。(400m走路)
誘導のタイムも上がり前を取った選手が後ろから押さえに来た選手をそのまま突っ張り先行をして押さえてきた選手はまた同じ位置に戻る。
そして先行しても別ラインに捲られると言ったレースも多くなったような感じもします。
確かにお世話になった先輩の前で先行する事は先行屋にとって嬉しいことでもありその先輩を勝たせたいと言う気持ちにもなりますが自分も車券の対象という事を忘れてはいないのかなと。
僕も嫌と言う程先行をしてきました。
先行屋の気持ちも分かります。番手選手がなんとかしてくれると思い先行に迷いなしで走ってきましたがそれでも番手選手がブロックして捲りを止めると言った事は少なかったかなと思います。
やはりフレームの進化や選手の進化などその時の時代の走り方にもなるとは思いますが競輪の醍醐味は『競り』だと思います。
強い先行選手の番手を巡って追い込み屋がその後ろを取り合う。
今の競輪では競りなどしてたらたちまち離れて競った人同士で離れて終わります。
競輪は先行屋がいて成り立つレースです。その先行選手をしっかりガードするのが2番手。3番手は内側に選手が入って来ないようにしっかりと内外線間を守る役割があります。
しかしスピード化によってその役目も変わろうとしてます。
スピードを求めるあまりに前半に飛ばしすぎて後半スピードが落ちる。
ギアは4.00倍以内で戦ってます。それなのにバンクレコードも出ないしタイムも平凡なタイムで上がる。
これは前半に良いタイムで突っ込みすぎて後半タイムが落ちてる事だと思います。
昔ながらの『競輪』だったら競りや押し合いなど番手選手の技術など沢山見れましたが今では『KEIRIN』に移行しようとして番手選手がスルーする事が多く目立つようになりました。
果たしたお客様はスピードを求めてるのでしょうか?その訳の分からないルール改正でお客様は納得してるのでしょうか?
何より当たりやすくさせる為に記念の勝ち上がりも変えました。
車券を購入してる方は当たるのでしょうか?
もっとシンプルに見ていて楽しく当たりやすい番組作りやルールなどに変更した方が今後に活かせると思います。
『競輪』から『KEIRIN』になるのか。
今後が楽しみです。
※最後までお読みいただきありがとうございます。このブログは個人的な意見です。
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