生い立ちprat6(デビュー戦)
Bodystoic静岡の片寄です😊
いつも読んで頂きありがとうございます🙏
そして今日はデビュー戦の事を書いていきます!
『花月園競輪場』でデビュー戦を迎えた筆者はもう右も左も分からないまま花月園に来てしまいました。
検車場に入りまずは来ていたスーツからジャージに着替える。
そしてそのまま検車場に行き自分の自転車を組立てる。
組み立てる事自体は学校で学んできたしアマチュア時代から得意分野でしたので簡単に終わり検車待ちになります。
その後は医務室に行き血圧の測定や心臓や肺の音を診察して頂きます。
医務室が終わり12時から検車の始まりです。
選手の自転車を検車委員が1台1台しっかりと締め付けやハンドルの緩みがないかを検査していきます。
締め付け検査が終わった後はタイヤの貼り具合。
新しく貼ってあるタイヤは直ぐに剥がれるので直前に貼ってないかを確認します。
何場所も使っていると横や溝が無くなってきて検車委員がこのタイヤは交換して下さい。
と、告げられるのです。
筆者はデビュー戦という事もあり全てにおいて合格でした。
このタイヤ交換の合否は選手の間では結構戦いになります笑
まだ使える!
いや交換だ!
こんなやりとりが結構ありました。
タイヤ交換は何かと面倒くさい部分があるんです。
自分で貼れれば良いんですけどこのタイヤが柔らかくてしっかりと綺麗に貼らないとボコボコしてローラー乗っていると気になってしまうからです。
特に厳しかったのは前橋、武雄、岐阜、静岡、伊東、など結構タイヤ交換した覚えがあります。
何しろタイヤに関しては検車委員がうるさいのなんのって!
僕がデビューした頃は7〜8000円程度だったタイヤの価格が今では1万円💦
フレームも15〜20万円位だった物が今では25〜35万円程度します。
まだデビューした頃はバブルの頃の名残があったのでそこまでお金には困る事がありませんでした。
そして静岡県の恒例の1番下の選手がお茶汲みをするのです。
4人1部屋で自分が1番下なのでお茶を先輩方に振る舞うのでした。
お茶に関しても色々と作法があり熱湯を注いでそのまま出すと怒られる時代でした。
まずは湯飲みに白湯を入れそして急須に白湯を入れてまた湯飲みに戻す事をします。
温度が70度程度に下がったらお茶っ葉を入れお茶を入れます。
デビューしたての若者には少し酷にも思いますがこれが静岡の風習だったのです。
緊張しまくりの上にお茶の入れ方まで指導されてんてこ舞いでしたのを覚えています笑
そして15時以降はもう自分の時間で当時はDVDデッキなど無かった時代なので本を読んだり昼寝をしたりしてました。
まぁ殆どの選手がサウナに入ったりお風呂で色々な話をしていましたね!
そして恒例の脚の毛剃り!
野郎どもが一生懸命にすね毛や腿の毛を剃るのです笑
何故剃るのか?
それは怪我した時に毛を巻き込まない為!
この毛が中々の厄介者で落車して剃ってない方など傷口に巻き込まれて痛い思いをしてました。
そんなこんなで前検日をのんびり?過ごして明日からのレースに挑むのでした。
流石に緊張で寝れなくドキドキしっぱなしでした笑
そして迎えたレース初日!
アップの仕方も分からない。
どうやって良いか分からないのでしっかり先輩達からアドバイスを貰って取り組みました。
さぁ初日の始まりです!
レース初日を次のブログで書こうと思います😊
お読みいただきありがとうございました。
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