BODYSTOICshizuokaのブログ

BODY STOIC静岡のトレーナーから皆様へ たくさんの経験からダイエット・トレーニングに関する情報をご提供致します。また競輪選手時代の裏話も🤩 たくさんの方にBODY STOIC静岡の良さ、パーソナルトレーニングの良さをお伝え致します。

悲しいお知らせ

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 Bodystoic静岡パーソナルトレーナーの片寄です。

今日は朝から寒さが厳しく冬が逆戻りしてきましたね。一度暖かくなると体も楽になりますが寒くなるとまた体を縮こませる事になります。どうしても寒いと内側に入りたがり肩こりや腰痛の原因になったりとします。それに寒暖差が強くなると体温調節も大変になってきます。前にも書きましたが筆者は極度の暑がりです。冬の寒い時期でもTシャツにトレーナーだけです。基礎代謝が高いと服にかけるお金が節約できて良いですね。

さて、昨日は訃報が飛び込んできました。千葉の競輪選手が練習中にトラックに突っ込んでなくなったと・・・競輪選手のトレーニングは競輪場か街道かジムか自宅になります。競輪が開催している時はバンクがなかなか使えないこともあり街道でトレーニングする事もあります。比較的車の少ない山道や直線で見通しのいい場所でやるようにしていました。確かに競輪用の自転車は速度が出ます。原付バイクに引けを取らない程のスピードが出ます。筆者も現役の頃は沢山街道に行きました。色々な車や歩行者の方に迷惑をかけたと思います。

自分が走っている時は細心の注意を払って乗り込みに行きますが、たまに心ない運転をする方も沢山いました。自転車が車道を走ってたら邪魔になるのは分かってます。しかし競輪選手は練習が仕事になります。皆さんが会社に行くように街道に行く事が会社(仕事)に行く事になります。全員の選手が街道に行くわけではありません。自分が住んでるところから競輪場が遠かったら時間の無駄になるので街道を選択したり自宅でワットバイクなどを乗ります。それでも自転車になる事が仕事になりますので街道に行って乗り心地やフォームの確認などに行ったり回転練習のトレーニングも行います。

筆者の時代ではそこまで厳しい規制はなかったので後ろブレーキだけで街道に行ってましたが脚が止まらない事もあり何度か交通事故も起こしました。左折する車に巻き込まれたり停車している車の横を通り過ぎようとしたら突然ドアを開けられたりと街道ではリスクを背負いながら行ってました。勿論街道に行く時は交通ルールを守る。なるべく左側を走るなどを徹底していました。行き慣れた道ほど気をつけて行ってました。慣れてくると注意散漫になったり信号無視などをしてしまいがちでしたからね。特に必死にもがいたりしているときは周りが見えなくなります。また極度の疲労で自分以外のものが入ってこなくなるのです。自分が今どこを走っているのかなど考える余地すらなくなりますから・・・

 

今回の事故でも細心の注意を払ってトレーニングをしていたと思います。それでもまだデビュー1年未満の若い選手が亡くなったと。本当に辛くて可哀想な事故でした。今後この様な事故が起こらない様に選手皆様は気をつけて街道練習に努めてください。

ご冥福を心よりお祈りしています。

選手一人一人が怪我のない安全なレースを心がけてファンを魅了するレースをしてほしいです。走っている時には気が付かない事が多かった現役時代でも辞めてからの今の方が競輪が楽しく見れてます。これからも迫力のある競輪を期待しています。