競輪学校 試験に向けて
Bodystoic静岡パーソナルトレーナーの片寄です。
筆者のジムのクライアントでもある高校生が競輪学校の試験を受けます。
当初色々なジムに入っていましたが自転車という専門的な知識があるトレーナーがいなく自己流でトレーニングしていました。そして辿り着いたのがホームページを見て元競輪選手のトレーナーと言うこともあり筆者のジムに来ていただきました。来た当初はまだまだ体もできていなかったしその前に自転車に乗ることをしていなかったのです。
高校生の時は自転車にいかに跨るか。長い時間自転車に跨ることが大切になります。勿論、乗ってるだけがトレーニングではありません。そこには全力でペダルを回すことやギアに対してのトレーニング、そこに筋トレが入ってきます。筆者の高校生の頃は朝練を朝の3時から6時までやってその後に学校に行って夕方部活に出る生活をしていました。高校の頃は学校に行ったら殆ど寝てた記憶しかないです笑
昔と違って今はまだ量の多いトレーニングはしないで質を高めたトレーニングをしますね。それを行うことで、量をこなせなくなります。若い頃ならばある程度追い込んだ量のトレーニングしても良いと考えます。若さで翌日には回復してトレーニングが出来ますからね。
父親に言われた言葉で『努力と天才は紙一重』と言われたことがあります。
天才は何をやっても軽くこなしてしまいます。練習もそこそこにしかやりません。しかし、努力したものは下から這い上がってくるため、苦労を知っています。その苦労があるから長く強い自分でいられるのです。苦労を知らないと壁にぶつかった時にどうしていいかわからなくなります。そういう人ほどプライドが高く人に教わることを嫌います。素直な気持ちでしっかりと真面目にやれば必ず花開きます。
現役の頃は大して練習もしないのに筆者より強い人などたくさんいました。容量がよく自分がどれだけやればいいかわかっていたのだと思います。その点、やればやるだけ自信をつけてきた事が後になって凄く役に立つこともあります。
競輪選手は怪我との戦いもあります。怪我をすれば体のバランスも崩れます。その時にどのようにして戻していくか。整え方など筋トレなどをしながら戻すのか。色々とやってきました。よく、筋トレをすれば体が硬くなると言いますがそんなことはないです。しっかりしたフォームや重量でやれば体はほぐれていき強い体になり落車をしても骨折しない体になります。(落ち方が酷ければ骨を折ることもあります。)
話がそれましたが今回試験に受けるクライアントには全力で頑張って欲しいです。今年はインターハイもなく、残念な年となりましたが、そんなことは言い訳にしかなりません。この状況をどう乗り越えたのがが問われるのです。
筆者は元選手である故、少しでも未来ある若者の手助けになれば幸いです。試験まで、時間はありますが、気が付けばあっという間に日が経ちます。今から出来ることをしっかりと伝えて試験に挑んで欲しいです。
素直で真面目で良い子なので受からせて Bodystoic静岡の競輪選手第一号になって欲しいですね。
しかし受験したからと言って、合格できるわけはありません。
受験が終わってからもまだまだ練習が必要です。ここで努力を怠ってはいけません!
より一層の努力が必要になります。
頑張れ若人!