トレーニングを始める前に知って欲しい原理・原則
元競輪選手で現在パーソナルトレーナーの活動をしてます片寄(かたよせ)と申します🦍
トレーニングを通じて生活習慣病予防などを引き起こさない体作りの提案をしています。
*写真はBODY STOIC静岡の女性会員様と女性トレーナーの新井です。
今日はトレーニングを始める前に知っておいて損はない原理・原則を書いていこうと思います。
日々の筋力トレーニング(筋トレ)とはスポーツの上達や生活習慣病の予防、ストレス解消など心身に多くの利益をもたらしてくれます。
筋肉が盛りあがった、たくましいカラダを手に入れたいと言う方や軽い有酸素運動が行われていた中高年者でも、健康維持増進のために適度な軽い筋トレが必要と言われるようになってきました。
なぜ筋トレが必要となってのでしょうか?
筋トレをすることにより、体のななからエネルギーを作り出し、それによって生まれるたくさんの嬉しい効果がありからです。
・基礎代謝の向上
・冷え性かコリの改善
・成長ホルモンの分泌をサポート
など体にとってマイナスな部分はないのです!
そこで問題となるのが…
正しい筋トレとは何か?ということです。
それはけがや障害を起こすことなく安全でかつ目的・目標を効果的に達成出来るトレーニングのことです。
正しい筋トレを行うには
『トレーニングの3つの原理』
『トレーニングの5つの原則』
にのっとり基礎体力や年齢、性別、トレーニングの目的・目標にあったプログラムを組み立てることが大切になります。
それでは説明していきます。
『トレーニングの3つの原理』
1.オーバーロードの原理(過負荷)
日常生活より大きな負荷をかけなければトレーニング効果はないのです。
筋肉にストレスを与えることです。
筋力のない方は初心者であれば自重の負荷で十分です。
2.特異性の原理
筋肉は負荷がかかった部位が特異的に発達します。そのため目的に応じてトレーニングの種類を選ぶ必要があります。
その部位をどうしたいのか!を明確に目標を持ちましょう。
3.可逆性の原理
今まで行ってきたトレーニングをやめてしまえば、体や体力は元に戻ります。またマイナスになります。今まで行ってきたトレーニングが無駄になりますので、なるべく継続するようにしましょう。
継続も毎日ではなく、自分なりのペースで週1回でも構いません。
無理ない継続ですね。
『トレーニングの5つの原則』
1.意識性の原則
トレーニングの目的や方法を、理解してしっかりと意識して行うことで、効率かつ安全に行うことができること。
2.漸進性の原則
トレーニングの負荷を徐々に、上げていき体力を付けていくこと。
毎回同じ負荷、同じ回数やセット数で行わない。
3.反復性の原則
トレーニングは適度な頻度で継続してやること。
毎日でも構いませんがその際は、部位ごとに分けてトレーニングしましょう。
そしてしっかり休息することも大切です。
4.全面性の原則
自転車で速く走ることを目的としたトレーニングでも、下半身の筋肉だけを鍛えるのではなく、体幹や上半身の筋力や酸素摂取力などを、総合的に鍛える必要があります。
5.個別性の原則
トレーニングの内容はその目的やご自身の体力、技術、年齢などにあったものでなければなりません。
無理な重さやフォームはケガを誘発します。
これがトレーニングの3つの原理と5つの原則です。この事をふまえてトレーニングを行うと良いでしょう。
トレーニングを始めるにあたって、無理なフォームや重量を行うのではなく、適切かつ安全なトレーニングを心がけましょう。
自分では不安だと思う方は、パーソナルトレーナーなどを最初だけつけてトレーニングすると、フォームの確立や自分に合った重量をチョイスしてくれるので安心してトレーニングができるでしょう。
そのためにパーソナルトレーナーがいるのです。使わない手はないでしょう!
せっかくトレーニングするのであれば、トレーナーをつけて自分の体にあったトレーニングを確立しましょう。適格にアドバイス・サポートいたします。