疲労回復 スポーツマッサージ
元競輪選手で現在パーソナルトレーナーの活動してます片寄(かたよせ)と申します🦍
今日は疲労回復(スポーツマッサージ)について書いていこうと思います。
1.自然治癒力を高める効果
マッサージとは大昔から行われて来てる自然療法の1つとされます。薬やマッサージ器具などに頼る事なく人間の手を使い、さする、押す、揉む、叩くと言った簡単な手技により体の自然治癒力を高める方法です。
リラクゼーションマッサージなど近年多く取り入れてる方もいますね。
2.持てる力を最大限に引き出す効果
最近ではスポーツマッサージを行う場所がふえてきてます。アスリートが持てる力を十分発揮する為に行われるマッサージになります。
内容は、練習や試合などが終わった後の筋肉の緊張を解したり、翌日に疲れを残さないために行うものです。またアスリートに限らず、運動後の筋肉の状態を良くするための行為でもあり悪い部分の改善をする事で怪我に対するリスクを減らす事も出来ます。
スポーツマッサージにおいてはリラックス効果も高まるため、試合前などに行うとパフォーマンスアップに繋がります。
3.触れる事により癒し効果
日本は古来より『手当て』と言う言葉がありますがまさにマッサージが『手当て』になります。
人の温かい体温で体に触れ血行をよくして悪い部分を探しそこをマッサージをして体調を整えていくのです。悪い部分を放っておくとそのまま体調不良や体の歪みにも繋がります。
4.スポーツマッサージはコンディション作りにいい効果
スポーツをしてる方ならコンディション作りにまずはマッサージをする様にしましょう!
また一般の方でも疲労や怪我防止の為にマッサージをオススメします!
ただし普段行き慣れていない方が強めのマッサージなどを行うと翌日に揉み返しなどが起こりやすく押された部分に炎症を起こす可能さがありますので、まずはどの程度のマッサージなのかを聞くと良いですね。痛みがあるマッサージより気持ちいいと感じるマッサージを受けましょう。
5.ストレッチでは中々できない効果
普段からストレッチを行っている方などはマッサージなど不要だと言う方もおられると思います。
しかしストレッチは正しく出来ていない事が多く見受けられます。強く伸ばしすぎたり全く狙っていない場所を伸ばしていたりと難しい事もあります。
そんな時は人の手でしっかりとマッサージを行ってもらうと翌日の疲労軽減や体の歪みなどを取り除けます。上記にも述べた『手当て』ですね。
勿論ストレッチでも体の歪みや疲労軽減も出来ます。その条件としては狙った場所をしっかりと伸ばす事。やり方などが大切になります。
プロアスリートとして走ってきた経験から感じたことは、運動前やトレーニング前などストレッチなどを行うと逆効果になる事もあります。
競輪レース前に体が程よくリラックスできれば◎
心身ともにリラックスしてしまった場合は✖
まずは体温を温めて軽く動く動作をして、その後体にしっかりと血液が流れ出したらゆっくりとストレッチをすると効果的です。
筆者もレース前にリラックスしすぎて、逆に力が入らなかったことがあります((´;ω;`)
運動前のリラックスと日々の生活のリラックスはちょっと意味が違うかもしれまんね。プロ選手が『緊張せず、リラックスしてできました』とはソファーでゴロゴロしているようなリラックスではないですよね。
マッサージも同様に心身共にリラックスするのもの、コンディションを上げるための身体のマッサージと使い分けてもいいと思います。
運動会や体育祭などで急に走らなければならなくなった場面など、軽いジョギングやその場で体を動かし温まったら、ストレッチしながら伸ばす様にしましょう。
そうすることで、転倒や怪我防止につながります。そして良い結果を出しましょう。
日々の生活でも、同様に肩が凝る前に少し腕を回したり、足首を回したりするだけで、血流はよくなります。ちょっとのことで体は反応するので、身体の変化前にやってみてはいかがですか?
その日の疲労はその日のうちに解消しましょう!