プロの自覚
Bodystoic静岡パーソナルトレーナーの片寄です。
【プロの自覚】
プロとは、その道を精通し、それを職業としている専門家のこと。職業専門家とは、その道において、一人前にメシが食えるということだと思います。
筆者も20歳からプロの道を歩んできました。お客さまがいて自分を1着に選んでいただきお金を払ってくださいました。勿論、毎回毎回1着に来れるかというとそれはなかなか厳しい世界ですので大変でした。
その世界で生きてきたことが今ではものすごく役に立っています。プロとしてたくさんの人の前で最高のパフォーマンスを披露しなければならなかったからです。トレーニングや練習を怠れば1着など取れるはずもありません。
競輪選手とは高収入のイメージがありますが今ではどうでしょう。テレビや一部で報道されてるような方々が稼いでいます。その裏ではなかなか勝てなく下のクラスで走っている選手も多くいます。
S級になるのが競輪選手にとっては目標でもありステータスになります。ですが、どんなにトレーニングを積んで頑張ってもたどり着けない境地というものがあるのです。
筆者も朝から晩まで寝るときまで自転車のことを考えてました。考えても考えても答えは出ませんでした。その考えをトレーニングに変えて試行錯誤を繰り返してきました。その甲斐あってS級に在籍することができたのでした。
プロの世界で22年走り続けてきて、たくさんの挫折や怪我を重ねてきました。その度に自分自身を鼓舞してしっかりと表舞台に戻ってきました。
引退した今ではクライアント様をどのようにしたら喜んでいただけるのか。
継続してトレーニングをしていただくために毎回トレーニングの内容を変えたりしています。そのおかげでパーソナルを受けて継続していただける方が多数いるようになりました。
パーソナルのプロとしていかにクライアント様を満足させるか。体の変化に気付いていただけるか。自分でやるトレーニングよりもよりパーソナルが優れていることを伝えています。オープンした頃はどこかで安心感もあってプロ意識に欠けていたのかもしれません。そんな自分をとても恥じたいと思ってます。
現在は多くの方にトレーニングの提供を行なってパーソナルトレーナーとして自覚もしっかりとしてきました。その中でトレーニングが苦手な方をどうやって楽しく鍛えられるかを考えて提供しています。
普段の生活にトレーニングを取り入れることはなかなか難しいことかもしれません。
『トレーニング』
の言葉は優先順位が下がってきます。普段生活しているとやはりやることが出てきます。
生活の中では家事、育児、ご飯の支度など生活全般を見なければなりません。また仕事が終わったら残業や飲みに行ったりしない限り自分の時間が持てます。
ですが、ここでも優先順位が下がってきて付き合いや飲み会などが優先されてしまいます。それだけトレーニングがまだまだ習慣化されていないのです。
男女ともに家事をし、仕事をする。これが一般的な世の中で自分の時間の貴重さを大切に使って頂きたいと思っています。
自分でやるトレーニングほどきついものはないです。私達プロのですら何度となく挫折を繰り返し習慣化に成功しているのです。
今一度ご自身の体を鏡でみてトレーニングを取り入れてみてはいかがでしょう。
『貯筋』はいつからでもできます。
筆者も貯金はありませんが、貯筋はかなりあります（笑）
今からやらなければ夏には間に合いません。1日トレーニングしたからといって体が変わるわけではありません。継続してやることで体に筋肉がついてくるのです。
この夏は思いっきり裸になって楽しもうじゃありませんか！
体を鍛えて免疫力も上げて常にポジティブに前向きに人生一度きりを愉しみましょう！
