一言の重み
Bodystoic静岡パーソナルトレーナーの片寄です。
先日少しライブ配信をしている方のライブを見たのですが『ボディコンテストに出る方は不健康だ！』という言葉が出ました。たしかに極限まで体を絞り込み体から余計なものを排除します。たった一日の為に凄まじい努力をして大会に出る方達を不健康と言うところが凄いと思いました。
体はキレのある筋肉を出して見た目もかっこよく舞台映えするほどの体になります。そこまでにはたくさんの筋トレや食事管理をしてきてそこの舞台に立てるのです。不健康に見えるのは体の中にエネルギーがないからそう見えるだけであって決して体が悪いのかと言われるとそうではないと思います。筆者はボディコンテストの大会などには出たことありませんがダイエットや増量などをして体にたくさんの筋肉をつけてきました。ボディビルの選手など体重100kg近くで体脂肪3〜5%までにします。それがどういう意味か分かるでしょうか？
脂肪がなく筋肉だけで100kgなどとてもではないけど到達出来ません。ごく一部の人間にしか無理です。勿論、薬物や何かしらの薬を摂取してやれば可能だと思います。しかしそんな事をして体を壊しては元も子もないのです。
現役の頃からレースをたくさん走ってきました。グレードレースになると抜き打ちでドーピング検査がありました。準決勝の1着から3着までの選手が対象になります。そこでドーピングをしていればすぐに自粛欠場からの斡旋停止になります。最近は薬物に関してはとても厳しくなってきていると思います。どの競技でもドーピング検査はあります。しかし、ボディコンテストの大会で黙認されている大会もあります。その大会に出る方は体つきがとても異様です。どうやったらその体になるのか教えて欲しいです。コツコツやっていてもどんなにいいを食事しても才能がなければその境地には立てません。それでもYouTubeなどで動画紹介している人などの体は異常だと思います。
トレーニングに限界はありません。勿論本人がそれでいいと思ってる筋トレはそれが正解です。ベンチプレスでケツを上げて上げようが大会ではないのでいいと思います。スクワットもしっかりとボトムまで下げなくとも本人が脚に効いてると思えばハーフでも良いのです。誰が始めたかわからない判定で批判されることは無いのです。
筆者も情報発信をする時はなるべく正確かつ丁寧にやるようにしています。それが間違っていようと本人が納得すらトレーニングならば良いのです。そして最初に話した通りボディコンテストに出る方が不健康という言葉は聞いていて本当に悲しかったです。一般の方から見たら良い体をしているくらいにしか思わないかもしれませんがそれを見た目だけで言うのはどうかと思います。
筆者はボディコンテストに出る方を全力で応援します。SNSで間違ったトレーニングをしている方でもそれはその人のやり方だからコメントもしません。危ないトレーニングをしている方はたくさんいますが重量をあげるのが目的なのかボディメイクをするのが目的なのかをしっかりと見失わないで自分に問いかけてみましょう。
筋トレはストレッチ種目です。しっかりとストレッチをかければそれだけ負荷も上がらないはずです。それを無理に重量を上げて体を壊さないようにして下さい。
今回はとても悲しかった一言からこのブログを書きました。体を扱う職業の方ならそれはしっかりと勉強して理解をした方がいいと思いました。
おしまい。
今日のフク。
ゴミ箱に居座る事を覚えました笑
