BODYSTOICshizuokaのブログ

BODY STOIC静岡のトレーナーから皆様へ たくさんの経験からダイエット・トレーニングに関する情報をご提供致します。また競輪選手時代の裏話も🤩 たくさんの方にBODY STOIC静岡の良さ、パーソナルトレーニングの良さをお伝え致します。

ドーピング問題


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Bodystoic静岡パーソナルトレーナーの片寄です。

今日は一日お休みして菊川市で開かれたボディビル(JBBF)の大会の観戦に行ってきました。仕事柄、体作りをしているので、ボディビルの雰囲気や選手の状態など視察を兼ねて行ってきました。

ベストボディジャパン(BBJ)は何度か見に行きましたが、今回はJBBFの大会でしっかりとドーピング検査も行われる大会でした。昨今のトレーニーでも話題に上がるドーピング問題。アナボリックステロイドや経口の錠剤などを使って早く筋肉をつける事のできる魔法の薬です。

アナボリックステロイドには、軽いものから重いものまでいくつもの種類があります。共通しているのは、男性ホルモン(テストステロン)の同位体であり、アミノ酸からタンパク質を合成するタンパク同化作用があるところです。

現在では、飲むだけで筋肥大する食品や成分はありません。筋肉合成のスイッチを入れるには、速筋線維に刺激を与えるレジスタンストレーニングをする方法しかありません。

ところがトレーニングはエネルギーを使う行為で、筋肉分解もしてしまいます。それを抑えるためにトレーニーはカーボを摂ったり、合成を促すサプリメントを飲んだりします。

そのサプリメントの数倍もの勢いで筋タンパクの合成を進めるのがタンパク同化薬であるアナボリックステロイドです。もちろんこれも筋トレと組み合わせなければ意味はありません。本来大きくなりすぎないようにできている人のカラダを無理やり巨大化させる薬なので、当然カラダへの負担は大きいです。

何かしらの競技団体に属して大会に出場するなら、アナボリックステロイドを含む禁止薬物には常に目を光らせておくべきです。なぜなら使用が発覚した瞬間に大会への出場停止、罰金を科せられる場合もあるためです。

日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)が主催する大会では、全国大会はもちろん地方大会でもドーピング検査を行っています。

アナボリックステロイドを使用するとこれだけの副作用があげられます。

肝障害、肝臓癌、前立腺癌、高コレステロール血症、高血圧症、心筋梗塞、糖尿病、睡眠時無呼吸症候群、性腺刺激ホルモン分泌低下性性機能低下症、体液性免疫異常、ニキビ、筋断裂、毛髪の消失、しゃがれ声化あるいは金切り声化など。
多毛症:顔、乳首の間、背中、肩、大腿の裏、臍下、殿部などといった、体毛が少ない部分への異常な出現。
精神的症状:鬱病的症状、妄想、気分変動の激化、パラノイア、苛立ち。
行動変化:攻撃性や突発的な暴力衝動の発現。
使用者が男性の場合:『女性化』 乳房の女性化、すなわち男性の乳房発育。声の高音化、睾丸の萎縮、無精子症(すなわち精液中の精子の減少)、前立腺の肥大、可逆性の生殖不能症。

これだけの副作用がある為、人体に多大な被害を被ります。安易に海外のサプリメントなどを使わずアンチドーピングを謳っているサプリメント(国内製品)などを使ってドーピングにならないように気をつけましょう。

今回のJBBFの大会では皆様、素晴らしい体の方たちばかりでした。ステージで一番輝く人もいれば、そうでなかった人もいました。その姿を見て今後、筆者も更に体作りに専念しようと決めました。

大会に参加された選手の皆様本当にお疲れ様でした。

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この体では戦えないと感じた日でした笑

(大会には出ません)

これからは誰からも『凄い』と言われる体作りをしていきます!