マナーについて

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BODY STOIC静岡パーソナルトレーナーの片寄です。

先日SNSの投稿でこんな事が書かれてました。

電車に乗っていたら松葉杖をついた方が乗ってきました。

周りを見ても座席はいっぱい。優先席も座られているので仕方なく吊革を持って立っていました。誰一人として変わりましょうか？などと言う声がかからず、見るに見かねた方が座っている方に声をかけたそうです。そうしたらやっと席を譲って頂けたと。

しかしその後です。変わった事で座れなくなった方が睨みを効かせてきたとの事。

今の日本はそんなマナーも出来ない国になってしまったのでしょうか？

たしかに仕事で疲れて座りたい気持ちもわかります。小学生のころより体に不自由な方には席を譲るなり声をかけるなりしましょうと言われてきました。静岡ではそんな事はないと思いますが東京では都会ですし自分が良ければなど考えてるかもしれませんね。現役の頃は各地に回ってました。東京にもたくさん通いました。新幹線から在来線までたくさんの乗り物にも乗りました。その中でゴールデンウィークの時期に仕事が入って予約席を取りました。その時期は新幹線もかなり混みますので通路もいっぱいになります。その通路に子供を抱っこしたお母さんがいました。子供はまだ小さいし混んでいて身動きも取れない状態でしたのでその方に声をかけさせて頂きました。初めは大丈夫ですと断られましたがお子様の為にお座りくださいといい席を譲りました。予約席でしたが車掌にしっかりと告げてその場をさりました。

マナーは誰しもが当たり前にできることではありません。自分では良かれと思ってやったことでもそれは相手からしたら大きなお世話かもしれません。時代が時代ですので重たそうな荷物を持っている方がいてももしかしたらそのまま走って逃げられるかもとか思われるかもしれません。

こうして見ると本当に昔から言われてきたマナーとはいかがなものかと。優先席の意味。大きなお世話になるのか有り難く思われるのか。本当に紙一重な感じがします。現代ではマスクが当たり前になり顔の表情などが分からないので、その人の顔色なども分かりませんからね。目だけで判断すると言うのはかなり大変だと思います。

特にマスク姿がは目以外が隠された表情になります。なかなか目だけで判断するのは難しいと思いますが、表情よりも行動で示す必要がありますね。

「ありがとう」ももっと声を出さないと、聞こえません。当たり前が今は当たり前ではなくなるのです。

SNS上ですら、言葉（文章）のみのツールとなります。写真も加工などが施され現実はどこへいったのやら・・・

加工も人間の技術の賜物ですから、否定はしませんが、現実から目を背けてはいけませんね。

日々の生活で携帯ばかりに目を向けるのではなく、周りをもっと見てください。新たな発見があるかもしれませんよ。

常に携帯を見ている君！少し横の方に目を向けてみてください。困っている人がそばにいるかもしれませんよ！善意で動くのではなく勝手に身体が動くはずですから。