デッドリフトとルーマニアンデッドリフトの違い
今日はデッドリフトとルーマニアンデッドリフトの違いについて書きたいと思います。
この内容を書こうと思ったきっかけは、会員様で『デッドリフトをやっていた!』という方のほどんどが、『ルーマニアンデッド』になっていたからです。
初めに多くの方がこの違いに気付いてないと感じました。
この違いを指摘しても本人は???でした。
さて、何が違うのでしょう?
トレーナー片寄が解説致します!
トレーニングの基本動作としましては
1.バーの真下に足を入れまっすぐに立ち両足を左右に少し開く。
(この時は肩幅程度で良い)
2.ひざを曲げて腰を落としバーを握ります。
(手は真下に下ろした場所)
*大腿部が床と平行になるまでおろします*
3.腹圧を入れて背中がまっすぐになるまで上体を起こします。
4.ファーストプルは脚から伸ばしセカンドプルでは上体を起こします。
5.ゆっくりとバーベルを元の位置に戻します。
これがデッドリフトの動きです。
1.バーの真下に足を入れまっすぐ立ち両足を左右に開きます。
(脚幅は肩幅よりも狭め程度または両脚付けた状態でもOK)
2.ひざを少しだけ曲げて腰を落とさずバーを握ります。
3.腹圧を入れて背中をまっすぐに伸ばしていきます。
4.ひざを少しだけ曲げてお尻を後ろに出すイメージで上体を床と並行になるように倒します。
(この時にハムストリングと大臀筋にストレッチがかかるようにする事)
5.倒した上体をまっすぐに戻します。
一番の相違点は膝と腰の状態・角度です。
デッドリフトとルーマニアンデッドリフトの違いはお分かりいただけたでしょうか?
このトレーニング方法で背中への効かせ方が変わってきます!
デッドリフトのメインの筋肉は大臀筋、ハムストリング、脊柱起立筋でサブとして広背筋、僧帽筋、大腿四頭筋が動員されます。
ルーマニアンデッドリフトのメインの筋肉はハムストリングでサブとして大臀筋、脊柱起立筋が動員されます。
トレーナーとして気が付くのが、多くの方がバーを体から離す形でトレーニングを行なっていることです。
必ず体にバーを擦り付けるイメージで持ち上げてくると腰に負担がかかりにくくなります。
ここで腰に違和感のある方がデッドリフトを行いたい場合には膝からのデッドリフト(トップサイドデッドリフト)をオススメします。その際は、セーフティーバーなどを利用すると良いでしょう!
膝からバーを持ち上げしっかりと胸を張り元の位置に戻す。
この時も同様体からバーを離さず体に這わせるイメージで行ってください。
トップサイドデッドリフトでは主に脊柱起立筋が動員されますので背中の種目で取り入れてもいいと思います。
ご自身の体調と腰の調子を見ながらトレーニングを行ってみてください。
腰痛がある場合にデッドリフトは✖です。無理にデッドリフトを行うのではなく、ルーマニアンデッドで重さを調整してから行うと良いと思います。
腰に負担がかかるのは正確なトレーニングではありません!
またルーマニアンデッドをダンベル片足で行ったりと、トレーニング方法もたくさんあります。色々工夫してやるのもよいですね。
女性の場合は軽めの重量で片足ルーマニアンデッドを行うとヒップアップにも繋がりますよ。
ウエイトトレーニングはフォーム・重量は大切なポイントとなります。
『デッドリフト・ルーマニアンデッド』の違いご理解いただけましたでしょうか?
ご要望がありましたら、ウエイトトレーニング方法について、もっとブログ更新したいと思います。
『ここに効くトレーニングを知りたい』などありましたら、コメントお待ちしています。
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