モチベーションとやる気
BODY STOIC静岡パーソナルトレーナーの片寄です。
緊急事態宣言が解除されて、静岡の方でもチラホラと人が出始めてきました。自粛は変わらないのですが周りを見てみると、マスクをしてない方やソーシャルディスタンスを守ってない方がたくさん見受けられます。
この自粛期間で外に出たい気持ちや遊びに行きたい気持ちなどが出てくると思います。しかし、コロナウイルスが完全に消滅したわけではありません。そんな中でも皆さんの欲求はすでに爆発寸前ですよね。
ジムなども規制緩和がされてきてだんだんと再オープンされてきました。そんな中、今まで宅トレで体を鍛えてた人のモチベーションがかなり上がってると思います。
『モチベーション』と『やる気』、どちらも普段の生活でよく聞く言葉ですね。自宅でトレーニングしてた方などいろいろ試行錯誤して高めてトレーニングしてたのではないでしょうか。
どちらも高い水準の状態にあると、日々の内容がより充実し、トレーニングにもみがはいりますよね。
しかし、『やる気を上げよう!』『モチベーションを高めよう!』と奮い立たせてもなかなかうまくいかず、落ち込んだり、自分を責めてはいませんか?
『モチベーション』と『やる気』、この二つの言葉の違いは、
『行動をする前の気持ちか、行動をしはじめてからの気持ちか』です。
・モチベーションは行動する前の動機付け
・やる気は行動を継続していく力
モチベーションとは『動機づけ』という言葉になります。
『モチベーション』という言葉の意味ですが、調べてみると『動機づけ』と出てきます。また、その動機がどこから生まれるものなのかによって、モチベーションは次の二つに分類されます。
- 外発的モチベーション
外発的モチベーションは報酬によって発生したり、相手からの評価などが要因になります。
いずれの場合も、自分の外側にあるものによって生み出されます。
- 内発的モチベーション
『自分はこうなりたい!』という欲求や目標、『これは面白そう!』といった好奇心などの、自分の内面から生まれるモチベーションを内発的モチベーションといいます。
- やる気
『やる気』は、行動を継続するために必要な気持ちです。この気持ちがなければ、行動をやり遂げることができません。
こうしてみてみると、『モチベーション』は行動をしたいと思う要因であり、『やる気』は実際に行動し続けるためのエネルギーという意味の違いがあります。
筆者も選手時代はモチベーションを保つのがとても大変でした。レースに行けば否応なしにテンションは上がります。しかし、レースに行っていない時は練習でどのようにテンションをレース並みに上げるかにかかってました。
どんなにたくさんのトレーニングをしてもレースのあの『3分間』にはとても敵いません。いかにレース並みの集中力とやる気を出すかによってその日のトレーニングが変わってきます。それが一日無駄に終わるのか。自分の為にしっかりとしたトレーニングができたのかにもなります。
よくお客様にレース後に金網の外から
『もっと練習してこいや』
『弱いんだよ』
『そんなレース見にきたわけじゃない』
などなどたくさん叱咤激励いただきました。レースでは真剣に走ってましたが流石にこのような言葉をかけられるとテンションは下がることもありました笑(今だから言えます)
しかし、この言葉をバネに帰ってからモチベーションに変えてトレーニングを行った事を覚えてます。次のレースでは同じ失敗をしないように心がけてトレーニングに励みました。
モチベーションや、やる気は自分だけで作りあげるのではなく、他人からも作られ、また阻害もされます。
やる気のある時にとなりにダラダラとトレーニングする方がいたら、テンションさがりますよね?またSNSなどでもやる気を阻害されることもあります。まさに先日の女子プロレスラーの件ではありませんが、命も落とすこともあります。何気ない発言で見た方の気持ちを落としかねます。見るな!と言われればそれまでですが・・・身近な人への接し方次第で、自分も相手もモチベーションが変わります。
自分中心で世の中が回っているのではなく、みんな何かストレスを抱えています。そんな中指先だけで済むSNSに頼るのではなく、人対人での会話も忘れないようにしましょう。
人に会う(話す)だけで、自分のモチベーションを上げられることもありますから!
SNSのカマってちゃんにだけはならないように・・・
BODY STOIC静岡では楽しい話もしながら、トレーニングです!常に会員様のモチベーションをあげ、効かせるトレーニングしています。
お気軽にお話&トレーニングに来てくださいね!