BODYSTOICshizuokaのブログ

BODY STOIC静岡のトレーナーから皆様へ たくさんの経験からダイエット・トレーニングに関する情報をご提供致します。また競輪選手時代の裏話も🤩 たくさんの方にBODY STOIC静岡の良さ、パーソナルトレーニングの良さをお伝え致します。

ゴリラの基本トレ

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 BODY STOIC静岡パーソナルトレーナーの片寄です。

最近筆者のトレーニングは、高重量を扱うトレーニングが増えてきました。勿論フォームをしっかりとしてやる事が前提です。高重量を扱うという事は、それだけパワーが必要になりますし、集中してやらないと怪我をするリスクが高まります。筆者はヘルニア持ちですが、高重量をやるかとにより、腰の筋肉が鍛えられ痛みが軽減してきたのです。

勿論、全員にこのトレーニングが当てはまるわけがありません。現役時代の時もギアを60×9(6.66)という重たいギアを使用してトレーニングをしていました。ただ単純にパワーを求めるのであれば重たい物をフォームを固めてやる事が大事になります。自転車のフォームは独特の体勢になります。前傾した時に、しっかりと腹圧を入れないと、自転車は進みません。そして、ハンドルを持っている手は握りすぎても駄目です。

ウエイトでも同じ事が言えます。ベンチプレスにしても、手の平でしっかりと受けていれば指などは添えてるだけで良いのです。握り手に入れてしまうと前腕がいっぱいになってしまい、前腕のトレーニングになってしまいます。本来、効かせたい部位にしっかりと負荷を与えなければならないのに、手のひらの力(前腕)でなんでもこなすようになると重さも扱えなくなります。(ただし、多少の握力は必要です)

自転車でも握りすぎると、肩甲骨が落下してしまい腕ばかりでもがいてしまい脚は全く回らなくなるのです。

競輪選手は脚がメインになります。毎日毎日、自転車に乗り脚を酷使しています。その点、上半身は鍛えすぎると重さが出てきて、スピードが鈍くなることもあるのです。

実は現役時代、上半身を鍛える事は、腕立て伏せや腹筋程度でほとんど鍛えた事がなかったのです。その代わりに、パワークリーンやデッドリフトなどの種目で背中(広背筋)を中心に鍛えていました。

どの競技でも体幹は使います。体幹がしっかりしていないとパワーもスピードも出せません。特に、競輪の場合は前傾姿勢になるため、より、体幹を求められるのです。体幹を鍛えることによって体の芯から力が出やすくなるのです。

ウエイトにおいては、体幹をしっかりと使わないとスクワットやデッドリフトを行った際、腰を痛める事があります。筆者は41歳の時にヘルニアになりそこからたくさん苦労してきました。今ではヘルニアは良き友達だと思ってます。完全に治すには手術か温存療法のどちらかと言われ…それなら、しっかりと体を鍛えて痛みなど感じないくらいまで筋肉をつけてやろうと思いました。

今ではデッドリフトをやる時も以前より、痛みが出る事は無くなりました。しかし、少しでも体幹を意識し忘れると腰の不調が現れます。そんな時はしっかりとストレッチして、体のケアを行います。ストレッチの有効性もかなりのものです。ストレッチを怠ると体は硬くなり、怪我をする事が多くなります。レーニングする前はしっかりと体を温めてから行うようにしましょう!