声のストレス
BODY STOIC静岡、女性トレーナーのTamiです。
トレーニングってみなさん身体だけで良いと思っている方も多いと思います。しかし色んな形のトレーニングがあるのです。
先日ボイストレーナーの方とお会いしました。
その方は専門的に司会業などを手掛けている方で、主に事業者向けに司会業を行っていましたが、このコロナの影響で司会業で何か貢献できないかと考え、個人向けにボイストレーニングを始めた方でした。
話し方もとても丁寧で、聞いていて心地よい声質です。
司会業と聞くと、冠婚葬祭をイメージしましよね?確かに結婚式の司会や葬儀の司会などを行っていることが多いようです。
原稿にそって読みながら、周りの雰囲気はいち早く読み取り、アドリブをいれたり・・・言ってはいけないフレーズなど気を付けなければならないことがたくさんあるのです。
また声はひとそれぞれ、違いますし、自分の声を録音すると別人の声に聞こえたりなど声も、顔と同じように第一印象を与えます。
現代はどちらかというと「早口」の状況にあるようです。それはYouTubeなどの影響です。画面を通してゆっくり話をされても聞いていられないや字幕がでるため、相手が読むメースと合わせる必要性があり、主流は「早口」になってるそうです。
しかし司会業(特に結婚式など)人の前に立って話すときには、場の雰囲気を感じながら丁寧に話さなければなりません。
話し方ひとつでも奥が深いです。
特に男性が女性(奥様や彼女)に対して、言葉数が少なくなるのは女性=母親という認識がどこかに残っている方が多いということした。目から鱗な話ばかり!
また声も生活内のストレスになることもあるようです。
接客業などで、「いらっしゃいませ!」と高めの声で行うことも業務で使用する通常とは違う声帯で声を発するためストレスがかかっているという・・・
自分の発する声で自分がストレスに・・・ってどうしたらいいのか?と戸惑うかもしれませんが、接客業なら仕方がなく、慣れて鍛えるしかないですね。また自分にストレスのかからないボイスを手にいれると良いでしょう。
同じように人の声もストレスになります。「この人の話し方・声が苦手」ということもあると思います。仕事中にそうなると、PCのENTERキーを押すのが強くなったり、筆圧が強くなったり・・・自分では感じてませんが他人の声や行動にストレスを感じている要因かもしれません。
この時期はとても乾燥して喉を枯らしやすい季節です。
コロナ対策でマスクをしていることが多いと思いますが、その分声を出さないといけない状況なのです。
声帯にも肌同様に保湿を与え、トレーニングが必要なんだと実感しました。
人にストレスを与える話し方をしていたら改善したいと思いますし、ボイストレーニングがどんなものなのか?という興味もあります。
言いたいこと、伝えたいことがきちんと伝えたれるトレーナーがいいですよね!
身体と言葉でしっかり指導できたら、最強ですね!