BODYSTOICshizuokaのブログ

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乳癌手術終わりました

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 Bodystoic静岡パーソナルトレーナーの片寄です。

今日、8月31日に妹の乳癌の手術が無事に終わりました。ステージ1でしたので比較的楽な手術と聞いてましたが、それでもやはりリンパに少し転移していて今後は放射線治療をしていく方向です。

昨日から病院に入院になり翌朝の手術となりました。筆者も現役時代に鎖骨の手術や肺気胸の手術などをして来ましたが、決して良い物ではないですよね。それに全身麻酔をすると、一気に体力がなくなります。

全身麻酔の合併症・偶発症】

歯が欠ける、抜ける,のどの痛み,声のカスレ

気管にチューブを入れる操作や、麻酔から目覚める時に歯を食いしばることにより、グラグラした歯や義歯が損傷することがあります。また声帯は気管にある膜ですが気管にチューブを入れると声帯に傷がつき、術後に喉の痛みやかすれ声になることがあります。(これは数日で自然に治ります。)
まれに、この傷がもとで声帯肉芽腫(粘膜が盛り上がる)ができることや、声帯を動かす反回神経が麻痺することがあります。このような時は声を出しにくい、むせるといった症状があらわれ、回復までに時間がかかることがあります。これらは以下の合併症に比べ比較的頻度は高いのですが,術後しだいに軽快してきます。まさに妹も麻酔から目が覚めて声が出しづらい感じでした。

【肺炎(誤嚥性肺炎)】

麻酔中や麻酔直後は、胃の内容物が気管内に入り、ひどい肺炎が起きることがあります。
誤嚥性肺炎を起こしやすいのは、消化管に通過障害のある方、胃に食べ物がたまっている方、妊婦さん、お腹に大きな腫瘍のある方、外傷を受けた直後の方などです。大きく開胸,開腹する手術で起こりやすく腹腔空鏡下手術では少ないと言われています。

今回は右脇の下から幹部を切開して癌をとりました。約2センチもあったみたいです。

【気管支痙攣(喘息発作)、喉頭痙攣】

吸入麻酔薬や喉にいれたチューブの刺激、あるいは使用薬剤のアレルギー反応で気管支痙攣(喘息発作)を起こす可能性があります。
頻度は少ないですが,喘息の持病がある方だけでなく、そういう病歴が無くても発作を起こすことがまれにあります。

鼻炎を持ったいるので鼻の詰まりが気になるようでした。

【アレルギー】

麻酔や手術の消毒などで使用する薬が体に合わなくて、蕁麻疹があらわれたり、呼吸困難になったりすることがあります。
海外のデータでは1万人から2万人に1人の頻度です。

猫好きの猫アレルギー持ちです。でも、術後しっかりと応答していました。

全身麻酔をした後は水分も固形物も3時間は控えて誤飲性肺炎や誤飲などを防ぐ事になる為、水分が取れず仕切りに喉が渇いたと言っていました。

無事に手術も終わり9月3日には退院になる為そこまではリハビリと傷口の消毒です。今回は家族でも初めての『癌』でした。無事に終わって何よりでしたが家族が苦しむ姿は見たくないですね。変われるものなら筆者が変わってあげたいくらいでした。痛いのには慣れっこなので。また退院まで時間があるのでのんびりリハビリをして欲しいです。

 

 

おしまい。