静かなる・・・病
BODY STOIC静岡では生活習慣病の予防や健康寿命の延長が目的としたトレーニングも提供しています。
最近では糖尿病にかかる方が多くなってきたと思います。糖尿病は自覚症状が殆どなく気付かないケースがほとんどです。体の不調を訴えてますがそれが疲れなのか食べすぎたのか分からず日々過ごしてしまいます。
当然のことながら食べ過ぎによる高血糖になり体の中が糖でいっぱいになる現象です。血糖値が食後2時間で200㎎/dlを超える方は要注意ですけど医者によっては糖尿病と診断される方がいます。
筆者も一度血糖値が上昇したことがあります。
選手時代は過度の疲労感から肝臓から膵臓など、筋肉疲労ではなく内臓疲労でした。
この時はかなりの倦怠感で2,3日身体を休め、内臓の修復に努めました。
内臓だけは鍛えることができないので、まずは身体によいものを摂取し、休みをお勧めします。
内臓トレーニングってだれか考案したらすごいことになりそうですね!
糖尿病にもいくつかの種類があり、特に2型糖尿病の患者数が全体の95%以上を占めるといわれています。2型糖尿病はメタボリックシンドロームなどの生活習慣病と深い関わりがあります。
贅沢病ともよばれたこともありますが、この便利な世の中では贅沢してなくても食があふれている日本では糖尿病になりやすいと思います。
2型糖尿病はインスリンの分泌や、作用する力が不足して起こる病気です。もともとインスリンを分泌する量が欧米人に比べて少ない私たち日本(アジア)人が、欧米化した食生活や食事を多くとりすぎれば、糖分の処理が追いつかなくなり、血糖値は上がりっぱなしになります。この状態が休むことなく毎日続けば、必然的にすい臓のインスリンを分泌する力はさらに衰えてしまいます
通常空腹時血糖値の基準値は80〜110㎎/dlあたりなのですが美味しいものを食べて2時間ほどで血糖値が上がると200〜300㎎/dl事が多いです。普段のお食事を気をつけていればさほど気にすることはないと思います。
(数値についてはあくまで目安です。)
ですが、体に異変を感じた時はそれはもう医者にかかるレベルです。
まず、症状として
・全身の疲労感
・頻尿
・喉の渇き
などが症状として現れます。
糖尿病の症状はあまり重大に感じることがなく、見過ごしてしまうケースもあります。
まずは食事療法や適度な運動などを行なって今ある生活の改善が求められます。
ですが、突然、糖尿病と言われて食事を変えることに戸惑いをする方もいると思います。そんな時は軽い運動をお勧めします。体内の血流を良くして汗をかいてしっかりと水分補給をすると改善されます。
早く治したいと思いいきなり運動を強度を上げてやると継続できずにまた元の体に戻ってしまいますので強度が軽い運動をやるといいでしょう。ウォーキングやランニングなどが挙げられます。
生活習慣病を患うまえにまずは自分の日々の食生活を見直して食事の記録を取るといいと思います。筆者は選手時代から毎日同じ食事をとっています。
その日の体調や体重変化などが分かりやすくなるべく食事に関しては同じものを食べるよう心がけてます。
また糖尿病の怖いところが合併症です。
放置すると大変なことになります。三大合併として『糖尿病性網膜症』・『糖尿病性腎症』・『糖尿病性神経障害』があります。
これらの症状がでてからでは、治療も長くかかります。こうなる前に早期診断・早期治療です。
なにごとも初期の段階で血糖値のコントロールを開始すると合併症にリスクを回避できます。
トレーニングもリスク回避につながってきます。
何か症状がでてからではなく。日頃から適度な運動を心がけましょう