成長ホルモンの6つの作用
Bodystoic静岡パーソナルトレーナーの片寄です。
先日撮影の依頼が来たクライアントのトレーニングを見ました。ここ1ヶ月の食事制限から毎日のトレーニングをしっかりと行い体を絞っていました。目標があるとそれに向かってトレーニングを出来ますね。
毎日の日常で目標などありますか?
普通に暮らしていたら会社に行って仕事をして与えられた仕事をこなして終わったら帰る。こんな生活はしていないですか?
トレーニングは無理してやる必要はありません。自分の時間が取れないのであれば自宅でできる事をやれば良いのです。ながらトレーニングなんかをやると時間を節約出来てトレーニング出来ますね。
さてこのブログでも書いてきていますがなぜ筋トレをした方が良いのか?
それは24歳あたりから成長ホルモンが下降を辿っていくからです。成長ホルモンは主に脳下垂体前葉の『GH分泌細胞』という細胞から分泌されるホルモンです。成長ホルモンには主な作用が2つあります。広く知られているのは子供の成長に必要不可欠な『成長に関する作用』ですが、もう一つ重要な作用として『代謝をコントロールする作用』があります。以下のような事が作用します。
1.身長を伸ばす
これは成長期に起こる事ですね。しっかりと運動、睡眠、食事を気をつけていればしっかりと背は伸びます。ジャンクフードなど食べていたら直ぐにキレたり情緒不安定になります。
思春期が終わると成長ホルモンの分泌量が減り始めます。以降は身長を伸ばす作用はなくなります。健康維持への作用が主な役割へと変化していきます。
2.脂肪を分解する
ダイエットをしている方などは勿論これから始めようとする方に大切な事ですね。
3.疲労や怪我からの回復
寝てる間に成長ホルモンは分泌されるのでしっかりと運動したら休養をして回復を促しましょう。激しい運動や筋力トレーニングをした後に、筋肉が修復されて大きくなるのもこうした成長ホルモンの働きによるものになります。
4.美肌、アンチエイジング
女性は特に気にする部分ですね。運動をすれば体の変化や肌荒れが治りやすくなります。女性の美にとって重要な一つの要素が成長ホルモンです。いつまでも若くいるためには成長ホルモンの分泌が鍵になります。
5.病気への抵抗力、生活習慣病の予防
これはいつも書いてることです。病気に対する予防はもちろん現代病と言われる生活習慣病の予防にも繋がります。免疫力の強化と生活習慣病の予防に努めましょう。
6.髪の毛の発育
食事をしっかりとして睡眠時間をしっかりと確保すれば体は整います。それに髪の毛も抜けにくくストレスからも体を守ってくれます。
このように成長ホルモンはさまざまな所で作用してきます。運動をするだけで分泌されるのでこの成長ホルモンをたくさん出していつまでも若い体作りを目指しましょう。まずは適切な『運動・筋力づくり、睡眠、食事、休息』などのバランスを意識した生活をできるだけ心がけて身体の内側から加齢に抵抗していくことがエイジングケアの近道になります。