BODYSTOICshizuokaのブログ

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頭痛について

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Bodystoic静岡パーソナルトレーナーの片寄です。

 

【頭痛】

私達人間に付きまとう頭痛。誰もが自然に連想することでしょう。

人間には頭痛を起こしやすい条件が整いすぎているとさえ言えるのです。その条件をあげてみましょう。

私達には、てっぺんに頭という大きなコンピューターを載せています。その重さを支える首(頭)、肩の骨と筋肉の負担は、他の動物とは比較にならないほど過重なものと言えます。この過重な負担が、頭痛を誘発することがあります。頭部には、4本の太い血管から大量の血液が送られてきています。この血液を満遍なく配るために、頭部には、末梢血管、毛細血管の網が緻密に張り巡らされているので、転んで頭を打ったりすると、そこに多量の血液やリンパ液が集まり、こぶやあざができます。

人間ですので感情が高まったりすると、毛細血管が拡張したり収縮したりして、流れる血液の量が変化して、顔が真っ赤になったり、青くなったりするのです。この激しい血管の変化が痛みを誘発します。(血管性頭痛と言います)

その他に、目、耳、鼻、口は粘膜が直接、外気と接するので、その保護のために知覚神経が極めて敏感になっています。ちょっとした刺激でも痛みを感じて、頭痛になることもあります。変わって脳そのものには知覚神経がありませんが、脳を包む髄膜には知覚神経があって、脳圧の変化、脳や血管の拡張、炎症の発症などのしげきやあっぱくに対して敏感に反応します。その結果、頭痛が起こってきます。

まさに、人間の頭痛の種は尽きることがないのです。

 

【慢性頭痛】

頭痛は起こりますが、常用薬を飲んだりしてじーっと耐えてるうちに痛くなくなってきます。しかし、いつの日か、また同じ頭痛が襲ってくるのです。

頭痛が起こってないときは元気で普通の人と同じように支障なく生活できます。

この様なことを繰り返す頭痛を『慢性頭痛』と言います。

慢性頭痛には『筋緊張性頭痛』『偏頭痛』『群発性頭痛』の3種類があります。

 

【筋緊張性頭痛】(筋収縮性頭痛)

後頸部(うなじ)や肩などの筋肉が収縮、緊張して起こる頭痛です。

痛みの多くは鈍痛でじーんとした痛みが続くことが多く、まるで頭に鉢をかぶったような、あるいは締め付けられるような痛みがあります。

これらの症状は、雨天などの天候や精神的ストレス(仕事上や対人関係の悩み、不安、過労、不眠など)がきっかけとなっておこってくることが少なくありません。

治療としましては、抗不安剤、筋肉の緊張をほぐす筋弛緩剤、鎮痛剤の併用が効果があります。もっぱら現代病の一つですね。

 

【偏頭痛】

初め、脳の中や周辺にある血管が収縮してその後に過度に拡張するためにおこる血管性の頭痛のことを言います。

治療としましては、血管収縮剤を用いて、過度に拡張した血管を縮ませます。頭痛が頻繁におこる場合は、精神安定剤、血管の拡張を抑えるβ受容体遮断剤、鎮痛剤などを一緒に用います。頭痛が酷くなる前に血管収縮剤を服用すると頭痛がおこらなくなるか、おこっても軽くすむことがあります。  

頻繁に起こる場合は薬を常備して服用すると快適な生活を送れます。

 

【群発性頭痛】

ある期間、季節の変わり目などに頭痛が毎日のようにおこり、やがておさまりますがある期間をおいて、また同じ頭痛が起こることを繰り返します。ある期間、頭痛がまとまっておこるので、群発性頭痛と言われてます。

症状としましては、片側の目の奥が圧迫されるように強く痛み、前頭部から側頭部へと痛みが広がっていきます。頭痛のおこり方が特徴的で、数十分から一時間くらい続く頭痛が、一日に数回おこります。

過労、ストレス、飲酒などがきっかけで傷み始めることが多いようです。痛みの出ている期間は飲酒を控えて頭痛を治すことが先決になりますね。

 

頭痛にはこの様な症状があります。普段の生活で頭痛持ちの方がいましたら、まずどんなケースの頭痛なのか原因をはっきりとさせて快適な生活を送ってください。

新型コロナでストレスも溜まってると思いますが気分転換に軽い運動やストレッチなども取り入れてストレスを少しでもなくす様にしていきましょう!