BODYSTOICshizuokaのブログ

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腰痛について

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BODY STOIC静岡パーソナルトレーナーの片寄です。

【腰痛】

腰痛はほとんどの人が経験します。

背骨は首の骨(頸椎)から尾骨まで、約32〜35個の積み重なった脊椎(脊椎骨)から成り立っています。頸椎は7個で、首の長いキリンでも同じ数です。

この背骨によって、頭や胸、お腹が支えられています。また、背骨は、積み重なった構造をしているので、体を曲げたり伸ばしたり、ねじったりすることができるのです。

私達人間は四足動物から進化して、二足で直立生活をするようになりました。

その為、背骨を横から見ると、首と腰の部分では前方に凸のカーブを作り、胸の部分は後方に凸になっているのです。

腰は体重を支えるのに最も大きな役割(負担)を受け持ち、体を曲げ伸ばしするときや、物を持つとき、一番負担の加わる部分です。このために、私達人間は腰部に弱点をもつようになったと考えられます。

背骨の大きさは、スポーツで鍛えて大きくなった人やスポーツマンは例外ですが、肥満体の人でも、大きいということは全くありません。

身長や性別が同じ人では、その大きさはほとんど差はありません。

腰椎(腰骨)の一番下の部分には、全体重の60%がかかると言われてます。ですから、肥満体の人は、非常に大きな負担増となるわけです。

一般に、腰の骨や周囲の筋肉など、この辺りに痛みがあることを、広い意味で腰痛(症)と言われてます。

狭い意味での腰痛症とは、他の病気によっておこっている一部分症としての腰痛や、背骨や神経にはっきりした原因のある腰痛を除いた、あまりはっきりしない腰痛のことを言います。

腰痛は30〜40歳代になるともっとも多くなり大人では、ほとんどの人が、一生に一度は経験するといわれるほど、よくみられるものです。しかし、その大部分は容易に治るものです。

つまり、多くの腰痛症は、それほど心配するほどのものではないということになります。日頃から軽い運動やストレッチ体操などを行っていれば腰痛症にかかりにくくなるし痛みも伴いません。

ここ最近はデスクワークなどが増えて、座りっぱなしの方が多く出てきて腰に痛みを感じる方も多くなってきたと思います。そんな時は、椅子から立ち上がり軽いストレッチや背伸びなどをして体の血流を良くしてあげると痛みが緩和されます。同じ姿勢や同じ体勢をしていると良くないと言われてますからね。

 

【治療法】

背骨やその周辺の筋肉などの負担を軽くするために、横になって休むなど、安静をとることがもっとも大切です。

寝るときも、ご自身がもっとも楽な体勢で、痛みのない姿勢をとるのがよいのですが、多くは、エビのように腰を曲げた状態がいいといわれてます。

症状が強い場合は、消炎鎮痛剤や筋肉の緊張を取り除く薬を服用しますが、これらは医師の指示にしたがうと良いでしょう。

 

運動療法

よい姿勢を保つには、脊柱を伸ばす筋肉と曲げる筋肉とが、バランスよく働くことが必要とされています。また、立ったり座ったりするときに脚(下肢)の筋力も必要となってきます。

したがって、腰や全身の筋肉をバランス良く強化して、また、拘縮(ちぢこまり)をとることが重要になってきます。そのために、腰痛体操やストレッチ体操などを行います痛みを取っていきましょう。

 

【生活の中で】

日頃から運動をして、全身を鍛えることが大切になってきます。そのためには、すぐにエレベーターやエスカレーターや自動車などを使うのではなく、歩いたり階段を上るように心がけましょう。

体に不調がないのであれば階段を使って少しでも下肢の筋肉を鍛えて、将来自分の脚で歩ける体作りを生活の中で作っていきましょう。

意外と生活の中で簡単なトレーニングなどが出来たりします。『ながらトレーニング』でも構いません。

掃除と一緒にとか、散歩のついでになど気がついた時に行うのが継続するための第一歩だと思います。これからまだ、生活のリズムが戻ってこないし、GWに突入します。休みの間に自分ができることを少しづつやっていき、ウイルスの感染を防いで、免疫力アップの運動をしていきましょう。