BODYSTOICshizuokaのブログ

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椎間板ヘルニアについて

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BODY STOIC静岡パーソナルトレーナーの片寄です。

 

【腰椎の下部におこりやすい】

椎間板は、椎体と椎体の間にあって、背骨(脊柱)に加わる衝撃をやわらげるクッションの役目をしています。

筆者も41歳のときに、突然椎間板ヘルニアを患いました。(きつかった泣)

レースを走るたび(自転車姿勢)に腰に激痛が走り、常に痛みとの戦いでした。それは、自転車に乗る格好が負担が大きく、普段の生活ではそこまで痛みが出ることはありませんでした。それに加え、ウエイト トレーニングでも痛みは少しでますが、問題なくできていました。

ブロック注射やマッサージ・針治療などいろいろな方法で痛みの緩和を

椎間板は、中央にゼラチンのような、柔らかい弾力性のある髄核という、比較的かたい軟骨が幾重にも囲んでいて、脊柱に上下から加わる力を全体に均一に分散させ、衝撃をやわらげています。

20歳になると、椎間板の変性が始まり、繊維輪の弾力性がなくなり、ところどころに亀裂が生じ始めます。

一方、髄核はまだ水分を十分含んでいて、弾力性も保たれているので、椎間板に強い力が加わると、椎間板内部の圧が一時的に上昇し、繊維輪の亀裂から髄核が押し出されてきます。(髄核の脱出)この状態を椎間板ヘルニアと言います。繊維輪の亀裂は、抵抗の弱い後側方や後方(背中側)に生じることが多いので、そこには脊髄や脊髄から分かれた神経根があるため、それらが脱出した髄核によって圧迫され、痛みなどの症状が起こります。

前屈みになったり、腰を曲げたときにヘルニアが出てきて、神経に触れて痛みが生じます。このときに、痛みと同時に坐骨神経痛も併発することもあります。

*座骨神経痛に関しても今後掲載しますね。

 

【病気になりやすい人】

椎間板ヘルニアは、髄核にまだ弾力があって、繊維輪に亀裂ができた20〜30歳代の男性に多い病気で、腰椎の下部にもっとも起こりやすく、この年代の男性に見られる腰椎のの多くは、この病気が原因になっていることが多いです。

急激に腰を捻ったり、中腰で重いものを持ち上げたりしたときに、椎間板に強い力が加わって起こることが多いです。

 

【おこりやすい部位】

腰椎に起こることが多く、頸椎(首の脊柱)に起こることもありますが、腰椎に比べると頻度は遥かに低いです。頸椎におこった椎間板ヘルニアは手の痛みやしびれの原因になることがあります。

 

ヘルニアの起こった部位によって症状は違います。また、髄核の脱出の程度と症状の強さは、必ずしも比例しません。ヘルニアの程度は軽いのに、症状が強いこともあれば、その逆のこともあります。必ずしも症状が強く出ていても痛みがそこまで出ないこともあります。筆者も自転車や前屈みにならなければ痛みはさほどありません。しかし、立ちっぱなしや疲れてくると腰に違和感を感じて、痛みが少し出てくることもあります。

痛みの緩和剤としてウエイトトレーニングを行なっています。痛い部分の筋肉をしっかりと鍛えて筋肉をつければ、その部分は強くなると思っています。しかし、痛みとの戦いですので、なかなか痛みを出さずにトレーニングをすることは大変です。無理をしたら痛みで動けなくなることもあります。

ヘルニアを患っていると、それが重くなるとぎっくり腰に繋がることもあるので、普段の生活からしっかりと、腰のケアをして、ストレッチなどを行い軽めのトレーニングで腰を強化することです。

腰単体で強化するのではなく、脚も一緒に鍛えて同時に足腰も強化するといいでしょう。

 

BODY STOIC静岡では、全身を鍛えるだけでなく、普段から使える筋肉も同時に鍛えます。ウエイトトレーニングは筋肉だけを大きくするトレーニングではありません。普段、使える筋肉、老後に介護の要らない体作りを目指します。

この夏、海や川に行くときに、変化した体を周りに見せつけるのも良いかもですね。

 

コロナの影響で自粛中ですが、まだ夏に向けて身体作りはできます。

自宅トレーニングをうまく活用してやっていきましょう。宅トレの方法にお悩みであれば、BODY STOIC静岡で方法を伝授いたします。