BODYSTOICshizuokaのブログ

BODY STOIC静岡のトレーナーから皆様へ たくさんの経験からダイエット・トレーニングに関する情報をご提供致します。また競輪選手時代の裏話も🤩 たくさんの方にBODY STOIC静岡の良さ、パーソナルトレーニングの良さをお伝え致します。

強くなる為の・・・

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 BODY STOIC静岡パーソナルトレーナーの片寄です。

 

先日、元競輪選手のY先輩が筆者のジムに尋ねてくださいました。そこでの話を少し書いていこうと思います。

話の内容は自転車競技で強くなるには?と言うことの話をしました。昨今、コロナの影響でたくさんの大会が自粛や中止になっています。

本来なら今の時期からは暖かくなり走りやすく運動しやすい時期になります。

そんな中、期待に胸膨らませてトレーニングしていたのに中止などの連絡が来て落胆している人は沢山いると思います。

ボディビルやボディメイクの大会に出る方など本当に辛い時期を乗り越えてその大会に全てを出すためだけにやって来てます。減量なども3〜4ヶ月前からしっかりとやって大会では最高のパフォーマンスを出せる様な体を目指します。

自転車競技では体重制限などありませんのでどんな体型でも自転車に乗れさえすればいいのです。そこで海外の選手と何故ここまで差がついてしまうのか?

それは海外では小さい頃からロードレースの大会にたくさん参加しているからです。大会に出ると言うことは真剣に走ると言うことになります。普段練習で乗り込みやもがきなどやってますが真剣にやってますよ!と言う方もいると思います。しかし、大会に出るほどの集中力で行っているでしょうか?

大会に出た後など全身の疲労感で動きたくなくなる程、集中して走っていると思います。そんな大会に毎週毎週、出ていればそれは強くなります。海外では大会に出て、それがベース(下地)のトレーニングになっているからです。真剣に走るって言うことは周りが見えないほど集中して、相手に負けない様に必死になると思います。その必死になることが大事で、それが海外選手の強みなのです。

日本では限られた大会やご自身のお金の問題も出てきます。けっして安い金額で大会に出れるわけではありません。しかし、強くなるには大会にたくさん出て、走り込むのが1番の近道だと思います。

よく、選手の間で練習で競輪を走って来たから実走でも問題ない、と言いますがそれはあくまで練習(トレーニング)です。実際にレースを走ったらレース感など全く違うような捉え方になります。いくら調子がよくてもレースでその力を出せなければ意味がないのです。レース間隔が空いてしまえばそれだけレースの時の体力も減ってきます。レースでは一人で走るかもしれません。競輪は先輩や後輩や他県の選手がたくさんいる中で生活していきます。監禁生活での中でストレスも溜まってきます。

それでも与えられたレースはしっかりと走ります。日本人で強くなれないのは、自転車競技でもそうですが大会に出なさすぎだと思います。週に一回でもバンクに入ってトレーニングするのもいいと思います。

どんな競技にしても実践が一番効果的であると思います。

その実践(大会)をいかに体験し、練習で同じような心意気で行けるかが、発揮できる本来の強さになるのではないでしょうか?

ただこなすだけの練習よりも、実践や大会・試合に向けたイメージトレーニングが大切ですね。