BODYSTOICshizuokaのブログ

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女性ホルモン・・・エストロゲンについて

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BODY STOIC静岡パーソナルトレーナーの片寄です。

女性の美と健康に関わる重要な『女性ホルモン』ですが、正直よく分からないという方も多いのでは?
『女性ホルモンってそもそも何なの?』

『女性ホルモンにはどんな種類があるの?』

『女性ホルモンを増やす方法はあるの?』

など、多くの方が思う様々な疑問だと思います。

特に40代以降の女性が感じる心身の変化には、この女性ホルモンが大きく関係しています。ホルモンバランスを整えたり、活性化させたり、あるいは女性ホルモンに似た働きをする成分を摂ることで、女性ホルモンバランスの乱れに対策することができます。
この対策に、女性ホルモンを増やすという事を考えられる方もいらっしゃいますが、実際には女性ホルモンを増やす事はできません。過剰な女性ホルモンは健康を損ねることもあります。

ホルモンは体内で分泌される物質で様々な器官や組織をコントロールしています。その中で、女性特有のカラダつきやカラダのリズムに大きな影響を与えるのが『女性ホルモン』です。

この女性ホルモンは卵巣から分泌されるホルモンで、エストロゲンプロゲステロンの2種類があるのをご存知でしょうか?

【女性らしさに関わる】

卵胞ホルモン:エストロゲン

代表的な女性ホルモンであり、女性らしいカラダをつくるのがエストロゲンです。肌や髪の潤いを守ったり、女性特有の丸みを帯びたカラダをつくったり、女性のカラダ全体の健康を支える役割も果たします。
また、脳や自律神経にも働きかけるため女性の心身に大きく影響するのが特徴です。


【妊娠をつかさどる】

黄体ホルモン:プロゲステロン

プロゲステロンは受精卵の着床のために子宮内膜を整えたり、基礎体温を上昇させたりする働きがあるなど、妊娠維持に活躍します。
体内に水分を保つ作用もあり、生理前に体に変化が現れるのは、プロゲステロンの働きと言われています。


この2つの女性ホルモン『エストロゲン』と『プロゲステロン』は、月経と連動し、 一定の周期でそれぞれの分泌量のバランスを変化させます。

まず生理後はエストロゲンが一気に増加します。ピークを迎えた後、減少しつつある時に排卵が起こります。
一方、排卵前から少しずつ増加していたプロゲステロンは、排卵エストロゲンと共にさらに増加しますが、生理前にはその両方が減少します。

この周期は約28日というスパンで発生しますが、女性の心身の変化は、この『エストゲン』と『プロゲステロン』の分泌量バランスが変化したときに現れます。

2つの女性ホルモンの中で、特に 

“女性らしさ” に関連するのがエストロゲンです。
女性が一生のうちに分泌する女性ホルモンの量は、ティースプーン1杯ほどです。そのわずかな量に、女性の美と健康が関与しているのです。

そして結論として言ってしまえば、この女性ホルモンを増やすことはできません。なぜなら、その分泌量は年齢と共に大きく変化し、そのピークは20代後半から30代前半。30代後半になるとその分泌量は徐々に低下をはじめ、その後は減少を続けるのみ。卵巣の中の卵胞が減り、特に閉経前後の45~55歳には激減していきます。

『イライラ』『不安感』『急な汗』など女性特有の“ゆらぎ”が起こるのはこの頃です。さらにこの年代は生活環境的にも家庭や仕事で、疲れやストレスがたまりやすく、若い頃のようにムリが効きにくくなるためホルモンバランスが乱れがちになります。

逆に言えば、この女性ホルモンの減少に対しての対策をしっかりすることが、“ゆらぎ”の緩和にもつながるのです。

そして、エストロゲンは、丸みのある体形や肌のツヤなど女性らしさを引き出す大切なホルモンです。
また、生きていくうえで不可欠な生命維持ホルモンでもあります。
更年期にはエストロゲンの不足やホルモンバランスの乱れからさまざまな症状が生じます。
不足ぎみのエストロゲンを補うには、食事や睡眠・運動など生活習慣の改善が大事になります。

普段よりしっかりとした食事や休養、軽い運動などが必要になりますね。

特に女性は『筋トレをするとムキムキになりますか?』と、質問をいただきます。結論から言いますとムキムキにはなりにくいです。やはり女性ホルモンが関係していますので筋トレをしたからといってムキムキにはなりません。

しかし、トレーニングを継続的に行えば、引き締まった身体は作れます。

ホルモンバランスの崩れにて体調不良がある方は、食事や運動などで改善してみてはいかがでしょうか?