バグ
Bodystoic静岡パーソナルトレーナーの片寄です。
最近の無料体験に来られる方で『独学』で学んでトレーニングしている方が多いです。YouTubeを見たり本で勉強したりして実践してトレーニングをしているとの事。確かに情報発信の中でYouTubeなどは学ぶ為にはとても手っ取り早いと思います。本などでは見て読むだけなのでなかなか理解に苦しみます。しかし、YouTubeでは動いている演者を見て見様見真似でやればある程度トレーニングは出来てきます。お手本としては簡単に手に入る情報ですよね。
ですが、そのトレーニングをしてみて正しく出来ているのかいないのか分からないですよね。筆者のところに来る方は殆どがYouTubeを真似てトレーニングしている方です。実際にトレーニングをしてもらうとベンチプレスでは胸が張れてないし肩も落としてません。背中のアーチすら作れてない事もあります。チンニングでは腕ばかりに効かせて背中には全く効かないと言った事もあります。見て実践するのは容易です。しかし正しく出来ているのか分からないのは理解をしていない体と思います。目で見て体を動かすと自分の見たことと動かす事のバグが出て来ます。
『バグとは?』
バグがあるとプログラム(体)は期待した通りの動きをしてくれません。
変な動きをしたり、見たお手本の中身が変だったり、途中で処理を止めたりします。
『バグる』の誤作動という意味から転じて、脳が混乱して意味不明な言葉を放ったり、妙な行動をしてしまうことも『バグる』と表すことがあります。
たとえば、卵を割るときに中身をゴミ箱に捨てて、殻をボールに入れてしまうなど、頭ではわかっているはずなのに違うことをしてしまう時に『頭がバグる』『脳がバグる』と表現します。
また耳や目などの感覚器官がおかしい場合にも、『耳(目)がバグっている』と表したりもします。
これと同じように、見て同じことをしているのに背中に効かなく、腕ばかりに効くのは頭では分かっていても体がわかっていないからです。
パーソナルトレーニングでは、マシンの使い方から体の使い方などをしっかりと教える場所になります。トレーニングを始めようと思っている方はまずプロに習うのが1番の近道だと思います。
独学では必ず頭打ちになり怪我に繋がりそのままフェードアウトする方が多いです。体を変えたいならまずはトレーニングを習慣化して生活の一部にするのがいいでしょう!ウエイトからではなくウォーキングやストレッチなどの軽いトレーニングから始めて習慣が身に付いたらパーソナルに通うのも良いかもしれませんね。